おもしろかった!
実は過去に読んだことある気がするんだけど、忘れてまた借りちゃいました笑
非常に読みやすいので、仕事でリーダー職に就いている方や、経営者の方は参考になりそうです。
簡単に内容をまとめると
SASの経営が悪くなり経営者が交代、その経営者がV字回復にするまでに何をしたかという内容です。
リーダーは実直であること、従業員を主役にすること。
実際は従業員を主役にするということは個々に責任をもたせて裁量権を作ることなので、これが難しいんだよね。。従業員を信頼するということができるリーダーがどれだけいるか。
また顧客ターゲットを絞る(SASの場合はビジネス客)などが成功につながったとも。
ビジネス客に絞った結果、一般客も増大した。
ヤン・カールソン本人も明言していることで、何も革新的なことはしていない。
ごくありふれた当たり前のこと、だけれど誰も「勇気」が無く行動できていなかった。
タイトルの「真実の瞬間」というのは、広告なり他の要素はあれど、消費者が実際にその企業のイメージを作るのってもちろんサービスを受けたときの対応(平均15秒だけ!1986年データ)であると。
つまり、どこを改善すれば一番効果的なのか、的をしぼったということ。
色々試行錯誤してるんだけど、うまくいっていないのであれば、的外れな改善をしていないか、鷹の目で、ヘリコプタービューで見るのが良さそうです。