※以下覚書き形式です。
トーヴェのインタビューより。
しゃべる前から描いていた。
スナフキンには複数のモデルがいる。
科学者のおじ、エイナル。
「ムーミントロール」の実質的な名付け親。実験で家を水びたしにしたり床を焦がしたり。
他のおじも物語に多大な影響を与えた。
トーヴェは厳格な学校がきらいで16歳で学校をやめて、母の故郷であるスウェーデンのストックホルムの工芸専門学校へ。
その後ヘルシンキの芸術学校へ。
ただどちらも自分の居場所ではないと感じた。
ムーミンパパはやはりトーヴェの父親がモデルだし、ムーミンママもトーヴェの母がモデル。
パパは男性のどうしようもない面の人格化で、いつまでも完全におとなにならない少年です。
トーヴェが一番好きなのはチビのミイ。
コンプレックスとは縁がない、どんなときも楽しむことができる。
怒ると真剣だけど、陽気、ちゃっかりもの。
スナフキンは憧れの対象、だけど実はひどく自己中心的で、かなり甘やかされているのではないかと。
ひとごみを離れてひとりでいるのは、ちっとも難しいことではないから。
「たのしいムーミン一家」はトーヴェの子供時代の写し絵と言っていいほど。
作品の中で一番しあわせな本。
ムーミン谷は一見岬のようだけれど、島らしい。
それはトーヴェが子供時代から行き来していた夏に過ごした島、アトリエのあった島がモデルになっている。
国際アンデルセン賞受賞スピーチ。
愉しみが常に創作の原動力とは限らない。
挿絵は注釈だそう。