100万部突破ベストセラー本『FUCTFULLNES』

2021年ベスト本!

年末までまだ5ヶ月ありますが、今年1番おもしろかった本候補です。
内容の充実度はさることながら、文章は読みやすいし、自虐っぽい軽いジョークも入っていて読んでいて単純に楽しい!
ちなみにこのブログで取り上げているのは作者がスウェーデン人だからです。

内容は事前に本紹介動画を観ていて内容にびっくりして読んでみたい!と思いようやく読めました。動画だけで終わらず本は読んだほうが絶対に良いですね。
賢い人ほど10個の本能や思い込みにとらわれて、正しいデータを理解できていない事実には衝撃を受けました。

思い込みを捨ててちゃんとファクトを見ている人が意外と少ない。
世界中の生活レベルが上がり貧困が少なくなっている。
人口推移は予測できる(2100年頃に100-120億人でピークを迎える)。
今は自国に拘る必要がなく全世界にマーケットがある。。
多くの人はビジネスチャンスを逃している!

私みたいな大してニュースも見ずに生きている人にとって特に必読ですが全人類におすすめの本ですね。
読みやすいので中学生でもこれは読めます。下手したら小学生でも。

難民の人々にとってのレベルは?

ちなみに相方にこの本を勧めたら、一部以外あまり目新しいことはないねと言っていましたが笑。
歴史好きでいつも国内外のニュースもチェックしている人にとっては知っていることばかりだったのかもしれません。
この本では生活レベルを1〜4(1が貧困、4が一般的な日本人レベル)と定義しています。
事実としてレベルは国・宗教・肌の色等で分けられるものではないので、分断されているのではなくただグラデーションがあるだけです。
相方いわく難民の人レベル0じゃないかと。
つまり実際には生活レベル2以上の生活をしていたとしても、自分の国に帰れない、自分の力で生活することができない人にとってはレベルの問題を超えているのかもしれません。

行動つながる本=良い本

オリンピックの開会式を今回のTOKYO2020で人生はじめてちゃんと見たのですが、色々と考えさせられました。
さらにこの『FUCTFULLNES』を読んだことでより未来のことを考えることになり、未来のことを考えるために歴史に興味をもち情報を当たっているところです。

私が考える「良い本」の定義が「読んだ後に(または読んでるそばから)行動につながること」なので、まさにこの『FUCTFULLNES』はそんな本でした。

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